業務用エアコンや業務用冷凍冷蔵庫に使用されているフロン類の取り扱いを規制する法律の改正が４月より施行されます。
この法律は、「エアコンや冷蔵庫を保有している業者はきちんとフロンガスの点検や廃棄をしましょう」という法律です。現在のフロンガスがオゾン層を破壊することはありませんが（１９８０年以降国際法により規制が掛けられた為）地球温暖化には少なからず影響があるとの考え方からフロン類の排出は厳しく規制されています。
ところが、工場や学校などでエアコンを何十台も使用しているところではその一台一台を点検して表を作成するのはとても大変だと思います。
当社にも点検表作成の依頼がきていますが、すべてが目視点検になるので点検の具体性に欠けてしまいます。点検表作成の信頼性を向上させるために写真添付を考慮していますが今度はコストがかさんでしまいます。そうなると結果として誰も得をしません。ちょうど良い中間点を４月までに見つける必要があります。
環境省の法規制の重要性は十分理解していますが使用者が全て目視点検していくのは現実的ではありません。今一度法整備には現実に即した形にしてもらいたいものです。
