映画「ジョーカーゲーム」を鑑賞しました。公開前から期待していたとおり最高の映画でした。監督が「SRサイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督ということでかなりの期待で見に行きました。日本映画としては珍しい純粋なスパイ映画として予告をバンバン流していましたが、それ以上の迫力でした。やはり自主映画からコツコツ積み上げてきた監督が莫大な予算をかけるとなるほど面白く仕上がるもんだなと。前作の「日々ロック」も面白かったのですが今回は一味違うというか、ステージが違うというか。

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オープニングの雨のシーンから見る人を引き付ける画力があり、さらに爆破や細かい映画オマージュなど監督の思いと予算が詰まってるなあと感心しっぱなしでした。小出恵介さんがトランプを何枚も投げつけるシーンがありますが何気ないようで相当な練習が必要だったはずです。わずか2~3秒ですがそういうディテールの積み重ねがこの映画を支えています。その他にも主演の亀梨くんのアクションシーンには脱帽でした。ジャッキーチェンオマージュのシーンでは思わず噴出してしまいました。また、劇伴(音楽)が岩崎太整さんで画が出来上がってから音を入れているのでピッタリはまっておりました。劇伴のはまりっぷりだけでもこの映画を見に行く価値は十分にあります。

 

終わり方も次回作につながるようなラストだったので今回の興行成績がよければシリーズ化するのでは無いでしょうか。日本版007とか言われておりますが果たしてどうなるのでしょうか。個人的には次回ジョーカーゲーム2を見てみたいです。