こちらのニュースをご覧ください。
不法投棄の土砂流出問題 伊豆市職員が周辺をゴミ拾い
引用:静岡第一テレビ

伊豆市の宗教法人の敷地から廃棄物が混ざった大量の土砂が流出している問題なのですが現在のところ伊豆市が税金を使って処理をしているのが現状です。


(写真とニュースは無関係です)

本人にやらせたらいいのでは?という声が上がりそうですが中々単純にはいかないと思います。
そもそも土砂と一緒に流出しているものが廃棄物かどうかの認定はとても難しいものなのです。
他人が見ると普通のゴミでも持ち主からすると有価物というのはよくあるケースです。
そこを法的に線引きするのは至難の業です。

さらに、宗教法人だと宗教儀式や慣例として行われた処理なのか単純な不法投棄なのかの線引きはすごく難しいです。
(お焚き上げは焼却行為なのか?お墓の供養は不法投棄なのか?のような例)

今回は他人の土地に廃棄物が流出しているので認定がしやすいですがそれでも裁判で証拠を揃えない限り廃棄物としての認定は難しいと思います。

今後は宗教法人のお墓、卒塔婆、お守りの処理方法を巡って様々な案件が出てくると思います。
適正処理は簡単です。
多少のコストはかかりますが簡単です。
だれも不幸になりません。

グレーな処理や不適正処理は必ず誰かに迷惑が掛かります。
今は良くてもいずれ誰かに迷惑が掛かります。

どのように処理すべきは一目瞭然だと思います。