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処分宙に浮いたPCB廃棄物 九州・中国・四国で処理期限後に保管発覚90件
~引用 毎日新聞~

要約すると2019年までに九州・中国・四国地域の人はPCB廃棄物を残らず全部北九州に持って行ってくださいね。という事だったのですが期限後に90件の未処理PCB廃棄物が見つかってどうしようか困っているという事ですね。

解体工事などで安定器や変圧器からPCB廃棄物が見つかる事はよくある事です。
おそらく実際には10倍程度の未処理廃棄物があると思います。

2020年現在、日本国内にはまだPCB処理施設があります。
しかし、住民との同意や法規制で地域の垣根を越えることができません。

国内のPCB廃棄物を本当に正しく処理したいのであれば垣根を越えた処理施設を稼働させるしかありません。
外国への輸出などもってのほかです。
答えは出ていますがその答えに向かっていくのはとても大変な事です。

どのように日本のPCB廃棄が進んでいくのかをしっかり監視していく必要があると思います。