三重県は、「三重県産業廃棄物の適正な処理の推進に関する条例(平成21年4月施行)」(以下「条例」という。)について、施行後10年が経過し、この間に明らかになった課題等に対応するため、三重県環境審議会に条例改正のあり方について諮問し、令和2年1月15日付けで同審議会から答申を受けました。

これを受け県では、令和2年3月に条例の改正を行い、令和2年10月1日から改正条例を施行することとしています。

詳しくは以下のとおり
三重県産業廃棄物の適正な処理の推進に関する条例の改正について

10年経過後の変更という事ですが今回は中々の変更だと思います。
日々変化する廃棄物行政に条例が追いついていくために必要だったと思います。

特に排出者への処分業者に対する監視が強化されたのはダイコー事件があったからだと思います。
全国的なニュースになった事は当該行政に大きな傷となっています。

法や条例は必ず後追いになってしまいますが、常に流れを見ながら敏感に対応する行政であって欲しいですね。

そして業者や一般排出者はこのような条例の変化について行く必要があります。
現代では自分から情報を取りに行く人だけが得をしています。

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