産廃業者を選定するときに「優良産廃処理業者認定制度」と言う制度を活用するのも一つの手かもしれません。

排出事業者向けパンフレット [PDF 2,371KB]
処理業者向けパンフレット [PDF 2,381KB]
環境配慮契約法「産業廃棄物の処理に係る契約」パンフレット [PDF 2,828KB

また、処理業者としては「優良産廃処理業者認定制度」の認定を受けて事業の幅を広げるのも良いでしょう。もちろんこの認定を受ける為には直前5年以上不利益処分を受けていないことや、財務体質が健全であることなどハードルは幾つもあります。
しかし、この認定を受けることで対外的な信用が上がることは間違いないですし、低利融資を受けられるなどメリットは多いです。

ただ、気をつけなければならないのは認定を受けたからといって事業の保障は何も無いということです。これは排出者も処理業者もどちらにもいえます。排出者の中には「うちは、優良認定を受けている業者に委託しているから大丈夫だ」といわれる方もいますがそれは間違いです。少なくとも年に1回は処理業者の状況把握や現地視察を怠らないようにしましょう。処理業者でも「優良認定を受けているから軽微な違反は見逃してくれる」という発想の方もおられます。もちろんそんな事はありません。

「優良産廃処理業者認定制度」は認定を受けてから努力をして継続していくことが一番大事なのです。