映画「ビッグアイズ」を鑑賞しました。久しぶりにティムバートン監督がファンタジーから離れた本作品ですが素晴らしい映画でした。

内容は実際に起こったアメリカ版「佐村河内事件」といえばとてもわかりやすいと思います。この映画が昨年の今頃であればもっとヒットしていたのではないでしょうか。

ティムバートン監督らしく画の美しさやメッセージ性が素晴らしくストーリー抜きでも感動できます。
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(この右上の写真はアンディーウォーホールのスープ缶オマージュだと思います。)

さらに説明セリフを極端に排除して仕草や表情で登場人物の心情を表現している演出は圧巻です。この映画をみれば「佐村河内事件」の2人の心やどうして新垣さんが公表したのかわかるのではないでしょうか。

詐欺師の夫役のクリストフ・ヴァルツの怪演は圧巻で特にラストの法廷シーンは心がぎゅっとつかまれます。

とても良い作品でした。